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「正保弐年(1645)学館院記録所文書調査報告書」
を
、平成19年6月30日に
恩徳寺寺史編纂室より出版しました 。
国立国会図書館の『日本全国書誌』に収録されました。
『正保弐年(1645)学館院記録所文書調査報告書 : 田井一族の系譜 : 鎌倉時代末詫間へ配流 :
学館院記録平安時代〜明治十年. -- 岡山 : 沢田山恩徳寺寺史編纂室, 2007.6. -- 248p ;
30cm NDC(9): 288.2 田井(氏) JP: 21265979』
学館院記録として平安時代から明治10年までを収録しています。各地の図書館て゛お読みください。
『
荘内半島(香川県三豊)の中世史・学館院記録所記録・調査報告書』の執筆に入りました。学館院と学館院記録所が見えてきました。
寛永十二年(1635)学館院記録所文書 調査報告書
天安二年(858)学館院公文所 調査報告書
阿音大膳高親家系図・調査報告書
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牛窓・前島散策 牛轉・塵輪鬼伝説
「会陽の起源 」密教学による考察
・「会陽・用語の語源調査報告」
枝牛玉・調査報告-1 枝牛玉と楊枝 ・『ネコヤナギ・歯木・歯ブラシ』
枝牛玉・調査報告-2 枝牛玉・仏典による解析
「調査研究内容・時系列による報告」
各先生のご指導内容をご確認下さい。
牛玉寶印と牛黄加持
大山祇神社(愛媛県今治市大三島)生土祭の考察・『赤土
・真那比木・古代インド医学』 平成20年4月26日
提出
箟峯寺・蘇民祭(宮城県遠田郡涌谷町)の考察・「ヌルデ
・天然痘
・救民妙薬」 平成20年5月12日
提出
会陽発祥寺院・千手山弘法寺・調査報告
書・「ネコヤナギ」
持宝院(笠岡市)と渡辺元一
・『仏教医学の実践・コレラ』
善通寺・大会陽(香川県)・『維摩経・精神医学書』
西大寺円満院と『息災護摩法・密教医学の日常治療』
本覚寺観音堂(倉敷市玉島柏島) 『息災護摩法・外護摩』
金山寺・安然・『諸阿闍梨真言密教部類総録
・仏教医学書』
澤田山
恩徳寺・「精神医学」
瓶井山 禅光寺安住院・ホウノキ
「チベット(密教)医学」と「林原生物化学研究所」
四天王寺・どやどや(大阪市)・『敬田・悲田・施薬・療病・四箇院・コリヤナギ
』
黒石寺・蘇民祭(岩手県
奥州市水沢区)・
『ヌルデ・天然痘・種痘伝授書』
頭痛とヤナギ・三十三間堂
(京都市)・ 『シダレヤナギ・仏教医学におけるヤナギの事例・アスピリン
』
熊野権現(和歌山県)・『イチイ・制癌剤・タキソール』
西大寺観音院・最古の心木
最古の文献・備前会養
日比観音院と・六壬神課
会陽伝承のある社寺
会陽と蘇民
五大力もち会陽と五大力さん
圓蔵寺七日堂
裸詣り(牛王祭)と牛王(ホオノキ)の矢
備前国の南都西大寺末寺
額安寺・阿弥陀寺と松中島
備前西大寺と南都西大寺とハンセン病
「 ハンセン病」と1440年備前国西大寺勧進帳
古号 犀戴寺・「仏典における犀角・
犀角経・スッタニパータ」
777年・岡山県内・犀・生息説
皆足・縁起の原拠と変遷
臨済宗と備前西大寺
1299年・備前国大地震と1322年・門前市場
南都西大寺と備前国 金岡本庄
と元亨二年(1322)門前市場
備前西大寺より見える『高島・国府市場』
千手山弘法寺と備前西大寺
はじめに
「会陽の起源」への挑戦も、平成20年2月で17年目を迎えま
した。岡山県文化財保護協会の「
岡山県の会陽の習俗 総合調査報告書」 が、(岡山県内103社寺の調査結果
)平成19年9月に刊行されました。私が岡山県内で発見できなかった四角柱・五角柱の
シンギを岡山県内で発見できるかに注目していましたが、四角柱は発見でき
ませんでした(広島県で発見)。下部五角形を発見
されました。(五角
柱を宮城県で発見。岩手県では五角柱から六角柱に変化
)
私も17年間の調査結果の纏めに入っております。「
岡山県の会陽の習俗 総合調査報告書」 と私の調査結果との違いについて比較報告の形でにまとめています。
1 「大きな葉っぱ」の発見
一番重要な成果は
「大きな葉っぱ」の発見です。私の「仏教医学説」の原点です。3寺院で発見しております。
沢田山 恩徳寺西方院 アオキ
瓶井山 禅光寺安住院 ホオノキ
南斗山 金舗寺普門院 不明
2 心木を封ずる香
心木を封ずる香の正式な作法を公開しました。龍脳と塗香
をブレンドします。
同一の粉は木山寺・禅光寺安住院・金舗寺普門院・西大寺観音院・園城寺の5ヶ所で発見されました。岡山県では、香を焚きこめると伝承されています。御香の多くは、直接にしろ間接にせよ加熱して使用しますが、京都のみやげ物として販売されている「袖の香」
・匂い袋は加熱せずに常温でも香り、防虫効果の高い香原料を選びブレンドして使用します。龍脳香
は代表的な香原料です。
医王山感神院木山寺
心木の回りの粉に注目して下さい。この粉が心木に使用する正式な香です。「龍脳香と塗香
をブレンド」したものです。この二つの香をブレンドするのが会陽の正式作法です。ブレンドすることにより香料が互いに作用しあって厚みの有る香りになります。実験したところ1週間で香りが強くなりました。
平成7年10月16日・「大正時代の御宝木開封」・岡山日日新聞
医王山感神院木山寺の大正6年の真木箱を開封すると、部屋中すばらしいお香の臭いがただよいました。密教の秘法とされております。
高峰秀清 住職 様が「大正時代の御宝木開封」
龍脳香(りゅうのう
・カンファー)

龍脳は、ボルネオ島などのアジアの熱帯に生えるフタバガキ科の龍脳樹という巨木から取れる芳香性の半透明の結晶で、清涼感のある強い芳香がします。中国江南の各省や台湾で算出する透明結晶状の樹脂で、クスノキから水蒸気蒸留で抽出します。清々しいクールな芳香が特徴です。防虫効果があり、着物や書画骨董の虫よけに使われます。昔は貴重な医薬品として珍重され、古くから消炎・鎮痛・防腐などの作用が知られ、薬品をはじめ薫香、香粧品などとして使用されてきました。書道用の墨にも配合され、その芳香は気分を爽快にします。
塗香(ずこう)

常温で香りを発する漢方香料を粉末にして調合したお香。その名の通り、手のひらなどに少量とって両手でこすり合わせ、その香りを鼻や口から吸い込んで体内から清める目的で使用します。塗香は本尊に供えたり、修行者が身体に塗ったりして身を清め、邪気に近づけないために用いるお香です。一般には写経を行う際に用いられます。
岡山民俗の「岡山県の会陽(一)」に佐藤米司先生は、金山寺会陽の説明として「このシンギの上部断面にはキリークが住職によって刻まれる。シンギは塩で洗って清められる。清められたシンギを樟脳の粉、塗香でまぶし、」と説明しています。「樟脳の粉というのが龍脳香」です。
参考文献 『八種の天然の香料と調合』香りを楽しもう
』 太田清史 2004 日本報送出版協会
『岡山市史全』 大正9年 岡山市役所
「岡山県の会陽(一) 金山寺会陽 『岡山民俗』 佐藤米司
3 重要な文献史料の紹介
1) 『岡山市史全
』 (大正9年 岡山市役所)
安住院会陽の起源
2) 「弘法寺修正会法則(資料)」 『仏教と民俗10』 佐藤米司 昭和48年 大正大学内仏教民俗学会
会陽研究の先駆者である佐藤米司先生が弘法寺修正会法則を公開し注目すべき報告をしています。
公開された弘法寺修正会法則は、昭和48年当時の弘法寺東寿院住職 津守密道師の筆写です。
始めに、「この資料の発表により修正会研究、会陽の研究がさらに発展することを期待したい。」とあり、「後註」として「津守密道師の写本、「修正会法則」には、右に引用した文に続いて「心木用意」の文が四百字原稿用紙にして約三枚ほどあり、シンギ、クシゴなどの用意について細かに記してあって興味深いが、秘伝とされるものなので発表を差し控えたい。ご賢察をいただきたい。」とあります。

東寿院を訪問しましたが、この写本の有無も不明とのことです。しかし、「箱書きは真木
」なのに「心木用意」との「語源文字」が寺院の内部資料に使用されてい
ます。岡山県教育委員会の調査では公開してもらえませんでした。
3) 青龍山金剛寺普賢院の明治4年に書かれた「吉備津会陽の古文書」
真西橲範 住職様には、「吉備津会陽の桜の木の心木が発見されたら見せてください」と依頼しております。普賢院会陽が、安住院会陽が中止「明治三年寺領没収、同四年其の式を廃す」になった明治4年から実施されているからです。安住院会陽の代替会陽です。「吉備津神社の会陽」として知られております。
4) 最古の文献史料
「備前会養」・本草(漢方薬)学者、佐藤中陵著
「備前会養」・本草(漢方薬)学者、佐藤中陵著
江戸時代の会陽に関する文献は少なく、最古の文献は、1795年(寛政7)の
「備前会養」です。
江戸青山の著名な本草(漢方薬)学者、佐藤中陵は1794年11月に備中松山藩の招きで松山へ着ました。備中松山の本草と物産調査の為です。その時に備前会養について記録しています。本草学者が実地に見聞したものであり、正確な記録には定評があります。
中陵漫録・巻之五 備前会養 日本随筆大成・第三巻 吉川弘文館 昭和5年
備前岡山の東三里に西大寺と云寺あり。寺の後の山に樫の木に似たる木十六本ありと云。毎年臘月晦日の夜に、住寺の僧、窃に登りて、此木を二本切取り帰り、長さ一虎口に切り、是を心木と云。紙にて包み、水引にて三処結び、布にて巻き、此夜より護摩をたきながら米一粒づつ入て巻く、是を御福と云。凡毎日二十五座づつ護摩をたく事如此。正月十四日の夜の九時に至て、御福を巻き終るなり。
此夜、観音堂の外に、八九寸角の柱を四本立て、其間を厚板にてかすがへどめにして、近国近郷の人、幾万とも限りなく来り、門前の町に宿し、粗布の下帯を新に求め、皆裸になり、髪を散し、手布にて鉢巻をして出て、其柱の間を左右に推し入て、勇力をはげみ、皆力を闘しむ、是を地推と云。九時に至ては堂の前に聚り、此時、上より其御福を落す。みな是を相争て、人の上に登り、又其上に登りて、二重にも三十にも相重て相争へども、手に入る事なふして気絶をする者あり。前は川ありて水を汲み灌ぎかくれば、人気盛にして物を蒸すが如く、勢の立つ事煙りの如し。其御福も皆細に引きさかれ、只其心木を得る者は、門外に走れば、人是を追て相争ふ者なし。身分の軽々しき者が得れば、門前の富豪を見立て走り入て、此御福を譲るれば、白銀五枚も得ると云。其譲り受たる者、翌日、寺に奉物を供す。其奉物は三石三斗七升づつのすわりを備へ、其外、作花の類、其人の志次第にて備へ物あり。又身分相応の人、其御福を得れば、其奉物数十金を擲て美くして供物を為す
。此両三日の間、見物の人尤も夥し。此門前の者は、臘月の晦日には、他処より至て静にして、此正月十四日の夜を晦日として、諸の商売取引相払、此夜に相治むと云。此夜、讃州志度の浦に数千人相聚て、此人声を遥に聞とて、首をかたむけ指にて耳を塞ぎ、是を見て其耳を掘りて、相共に相争ふて、終夜、互に耳を掘りて夜を明かしけり。凡遠国近在、是を見物に来て、遥に人声を聞けば、此年、吉祥なりとて、一声も耳に入れば塞ぐ。是を人に奪んとして、其争ひ大なるは如是。此近国の人云く、西大寺の会養に逢ふ時は、其年、果して吉事ありりと云。尚此辺の人に聞て、其是非をしるべし。
長寿仙人柳(樫柳・柳葉)
説明の中で一番重要なのは「樫の木に似たる木」とは何の木を意味しているかです。
難波早苗先生(植物生態学)との徹底討論の結果は下記の通りです。
岡山県の方言では、シラカシのことを「ヤナギカシ又はカシノキ」と呼んでいます。江戸時代の植物学・本草(漢方薬)学
では「ウラジオカシとシラカシ」は明確に区分されていませんでした。
文政12年(1829)年成立の「草木錦葉集(そうもくきんようしゅう)」には、「白がしは柳葉」とあり、江戸時代には「白がしは柳」とされていました。
宝暦13年(1763)京都東山扶桑楼上にて開催の物産会の出陣目録に「柳品11種」の内として記された「長寿仙人柳(樫柳)」だと結論付けました。
参考文献
樹木大図説V 上原敬二 昭和34年 有明書房
4 奈良坂山
宝寿寺 会陽
御福
注目しているのが「奈良坂山 宝寿寺」の御福です。古代式の会陽会式の行事と伝承されていることに注目しています。旭町誌 民俗編(平成9年 旭町発行)に重要な注目すべき記述があります。
「お寺で、牛頭天皇と貼られた箱に神木を入れてもらって帰ってきた。その時の神木と箱は、まだ家にある。その時の神木は、樫のごく細かい枝をたくさん、長さ30cmほどに折り曲げて葛で結んで、一握りの棒状にしたものである。その外、別に1本、榊か何か枯れ葉の付いた細かい枝がある。これが、御神体か。細枝をたくさん折り曲げて神木を作ったのは、香がよく染み込むためだろう。(清水正哉記)」
宝寿寺の御福の形態は特異です。「ハナエダ(樒)の小枝をチンチンカズラで巻いて、香を焚きこめて作った」と伝承されています。
(今木義法先生調査)
一目見て陰陽道に使用されたものだと推定
しました。奈良坂山という山号は南都西大寺の末寺である般若寺と同一です。
参考文献
特集 岡山県の会陽の習俗 『教育時報』 2007年9月 岡山県教育委員会
昭和27年の「岡山春秋」誌上に、吉備外史(渡邊知水)は80社寺で会陽実施と報告していました。
岡山県教育委員会の会陽伝承調査対象は岡山県内の103社寺(現行実施13)です。私は、その1/4強を一人で調査したことになります。
各、寺社へリンクしております。
5 江戸・明治時代・会陽実施 社寺 29ヶ所の
シンギ・牛玉宝印の紹介
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社寺名 |
住 所 |
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金陵山西大寺観音院 |
岡山市西大寺中3-8-8 |
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成就寺(常住寺) |
岡山市西大寺河本町原 |
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千手山弘法寺 |
瀬戸内市牛窓町千手177-1 |
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如意山三尾寺 |
新見市豊永赤馬4676 |
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広谷山如法寺 |
岡山市広谷155 |
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沢田山恩徳寺西方院 |
岡山市沢田613
|
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瓶井山禅光寺安住院 |
岡山市国富3-1-29 |
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医王山感神院木山寺 |
真庭郡落合町木山1265-1 |
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井寺 |
岡山市古都宿 |
|
金陵山西大寺円満院 |
岡山市西大寺中1-12 |
|
本覚寺観音堂 |
倉敷市玉島柏島 |
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銘金山金山寺遍照院 |
岡山市金山寺481 |
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南斗山金舗寺普門院 |
井原市笹賀町
271 |
|
金陵山普門坊円満院(普門院) |
岡山市西大寺中1-11-1 |
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横尾山静円寺光明院 |
瀬戸内市邑久町本庄4396 |
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室山満願寺慈眼院 |
岡山市古都南方1200 |
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間山仁王院安養寺 |
英田郡美作町林野48
|
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與楽山常光寺観音院 |
玉野市日比2-1-12 |
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本宮山円城寺 |
御津郡加茂川町円城742 |
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屏風浦五岳山善通寺 |
善通寺市善通寺町3-3-1 |
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岩生山元恩寺 |
和気郡和気町原308 |
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宝倉山観音院岩倉寺 |
英田郡西粟倉村長尾1498 |
|
両児山金剛寺不動院 |
玉野市八浜町八浜1601 |
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沖田神社・道通宮 |
岡山市沖元411 |
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金田天満宮 |
岡山市金田 1051 |
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神田稲荷神社 |
邑久郡邑久町尻海3036 |
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持宝院 |
笠岡市走出1304 |
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会陽伝承確認・牛玉・未発見・31社寺 |
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青龍山金剛寺普賢院 |
岡山市吉備津1494 |
|
善福寺 |
総社市山田902 |
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高室山浄光院愛染寺 |
津山市西寺町98 |
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瑠璃山泰立寺薬師院 |
高梁市上谷町4100 |
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聖満山大福寺法成院 |
岡山市御成町15-4 |
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准胝観音 |
岡山市郡 |
|
郡神社(総社八幡宮) |
岡山市郡 |
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新華山松林寺 |
岡山市宮浦775 |
|
土田観音院 |
岡山市土田 |
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湯谷山最明寺 |
山口県豊浦郡菊川町上保木354 |
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松中島観音寺 |
岡山市広谷588 |
|
恵美須神社・普賢院 |
和気郡備前市西片上 |
|
伊勢神社・榎木神社(大森神社) |
岡山市上出石町 |
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法随稲荷 |
岡山市富田町 1 |
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栴檀木稲荷 |
岡山市西中島町 |
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金華山極楽寺観音院 |
岡山市無川157 |
|
角岩神社(浮田神社) |
岡山市下11 |
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色上稲荷 |
岡山市西大寺浜 |
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奈良坂山宝寿寺 |
久米郡美咲町中垪和 634 |
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賀陽山千手寺 |
久米郡美咲町西川
947 |
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樗谿神社(おうちだに) |
鳥取県鳥取市上町 |
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王子山蓮華院西光寺 |
香川県小豆郡土庄町 |
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経王山 天祥寺 |
倉敷市児島阿津1丁目14-5 |
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宝満寺 |
総社市総社2-6-23 |
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能満寺 |
総社市黒尾533 |
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蓮福寺地蔵院 |
岡山市高松原古才336 |
|
藤戸寺・観音寺 |
倉敷市藤戸町 |
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間山高福寺 |
英田郡美作町 |
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補陀落山 長尾寺観音院 |
香川県大川郡長尾町西653 |
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由加山瑜伽大権現蓮台寺 |
岡山県倉敷市児島由加2855 |
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類似行事・力餅会陽 |
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打吹山長谷寺・牛玉授け |
鳥取県倉吉市沖ノ町2960 |
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久井稲生神社・御福開祭 |
広島県三原市久井町江木1 |
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忠魂寺 福木祭 |
広島県双三郡三良坂町1071 |
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大山祇神社 生土祭 |
愛媛県今治市大三島町宮浦3327 |
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石鎚神社成就社 福木投げ |
愛媛県西条市西田甲797 |
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弁財天安楽寺 福木奪い |
愛媛県西条市丹原町湯谷口甲306 |
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高智神社 福木投げ |
愛媛県西条市千町 |
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但馬妙見 日光院
福木投げ |
兵庫県養父市八鹿町石原450番地 |
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総本山四天王寺 どやどや |
大阪市天王寺区四天王寺 1 |
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醍醐山顕密寺 力餅会陽 |
英田郡英田町尾谷 |
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補陀落山 長尾寺観音院 |
香川県大川郡長尾町西653 |
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醍醐寺・五大力尊仁王会 |
京都市伏見区醍醐東大路町22 |
8 シンギの探し方・ノウハウ公開
シンギは、寺社より出すものであり原則として寺社にはありません。
シンギの取主のところにも原則としてありません。それでは、どうして探し出したのかのノウハウを公開します。
@ 会陽伝承を明治時代の新聞・山陽新報で調査します。
A 会陽伝承のある社寺を訪問し周辺にある古い立派な蔵のある家を訪問します。シンギは祝主というスポンサーの家にあります。
神棚に現在も祭られているか、蔵に死蔵されています。その写真をとらせて戴きます。
B 住職様も会陽伝承を知らなかった円城寺、檀家総代も知らなかった恩徳寺等、会陽伝承はあってもシンギは見たことが無いというのが多くの社寺の現状です。会陽伝承のある社寺の皆様、ぜひ探してください。 お願いします。
今回の2年がかりの、岡山県教育委員会文化財課の「会陽の現状を把握し記録報告書を作成」し文化庁提出に期待し
ていました。
平成17・18年度の2年がかりの調査が「会陽伝承調査の最後の機会」です。調査対象は岡山県内の94社寺(現行実施12、中止82)
でした。「予算は600万円。150人動員」です。 ローラー作戦で虱潰しに調査し
たものです。
「材質確認は正確」に、「植物学者の確認が必要」です。材質は「山内の薬木」が使用されています。
@ 木の写真を撮り A 葉っぱを採取し
B 植物図鑑で確認し C 植物学者の確認が必要です。
難波早苗先生(植物生態学)は「大学の植物学の教授で、葉っぱや樹脂を見て何の木が分かる先生はいない。まして住職や神官に、分かる人がいるはずが無い。」と教示されます。郷土史家の書かれた会陽文献の材質名は、
植物図鑑での確認がされておりません。
特に層別が必要なのは、@ かしのき A かしわ です。「岡山県の方言」で調査員が苦労します。
参考文献として「岡山県樹木目録・昭和61年・岡山県農林部林政課・難波早苗 著」が、岡山県の方言も記載されている最も権威ある文献です。若い植物学者では下記の層別はできません。私の調査結果も難波早苗先生の逝去後は再確認が必要です。
岡山県内・ブナ科 「かしのき」の種類
@ アカガシ(イボガシ・オオガシ・カシ・カシノキ)
A ツクバネガシ(メンガシ・カシノキ)
B イチイガシ
C シラガシ(ヤナギガシ・カシノキ)
D アラガシ(オオバガシ・オニガシ・カシノキ・カタギ・クロガシ)
E ウラジロガシ(イマメガシ・ウマメガシ・ホソバガシ・カシノキ)
F ウバメガシ(バベ・ババ・バベガシ・バベドングリ)
G ツブラジィ(シイガシ・ホンジイガシ・シイノキ)
H シリブカガシ(イヌジイガシ)
岡山県内 トウダイグサ科 「か しのき」の種類
@ シラキ(オオマユミ・コクドノカシ)
岡山県内 クワ科 「か
じのき」の種類
@ カジノキ(ヒラ・アカソ)
岡山県内 クスノキ科 「かしのき」の種類
@ ホソバタブ(アオガシ)
A イヌガシ(マツラニッケイ)
B カゴノキ(ヨガノキ・カゴガシ)
岡山県内 トウダイグサ科 「か しのき」の種類
@ シラキ(オオマユミ・コクドノカシ)
岡山県内 ホルトノキ科 「か
しのき」の種類
@ ホルトノキ(モガシ)
岡山県内 ブナ科 「かしわのき」の種類
@ ナラガシワ(カゴウ・カゴウマキ・カシワ・カシワナラ・クロマキ・ゴトロウマキ・ナラバ・バタゴ・ミズナラ)
A カシワ(イイバ・ガゴウ・ゴウゴウシバ・ゴンダロウ・バタゴ・フクロマキ・ゴウゴウナラ)
岡山県内 トウダイグサ科 「かしわのき」の種類
@ アカメガシワ(アカメ・アカメシバ・カワラクサギナ・カワラヒシャキ・ゴザイバ・サイモリ・ミソモリ・ヤマギリ)
「カシワをカシと誤記」した文献がありました。
9 研究手法の公開
備前西大寺会陽は、あまりにも不明点が多く通常の研究方法では、起源にたどりつくことは出来ないと考えました。
研究手法として、製造工場で品質管理に使用する下記の手法を使用しております。
1 親和図法 (新QC七つ道具の一つ)
2
特性要因図(通称:魚の骨・何故を7回繰り返す)
「親和図法」とは
「混沌とした状態から問題点を見つけ出し、解決策を導き出す」ために使用される手法です。
「親和図法」の利点
1 「混沌とした状態の中」から「言語データ」をとらえ、まとめることによって問題発見ができる。
2 「現状を打破」して「新しい考え方」を得る事ができる。
3 問題の本質が的確にとらえられ、関係者に明確に認識してもらえる。
「親和図法」の特徴・徹底討論
「親和図法」とは、異質の人間を統合し、チームワークを作り出す「参画集団づくり」の組織手法でもあります。 重要なのは、「このHPの内容は、私一人の考えでは無い」ということです。
岡山県、内容によっては日本の最高権威のご指導を戴きました。ご指導の具体的内容は「最高権威との徹底した討論」です.。
会陽全体について指導できる最後の先生が稲谷祐宣先生です。稲谷祐宣
先生は西大寺会陽の関係者として、長年西大寺会陽に関係してこられました。
また仏教学・密教学・仏教民俗学の研究者として長年にわたり会陽を研究されてこられました。
稲谷祐宣先生は「西大寺会陽を研究しても会陽の起源はわからない。全ての会陽を調査するように」と教示されます。
植物学・生薬学等、各専門分野の研究者・先生はたくさんおられます。
それらの先生方との、徹底討論の結果を私がまとめました.。「仏教医学の世界」です。
情報は、全て公開しております.。この2つの手法を使用する場合には、情報量が多ければ、多いほど正確度が向上します。
親和図法
混沌とした状態から問題点を見つけ出し、解決案を導き出す。
未来、将来の問題、未知、未経験の問題など、モヤモヤとしてハッキリしない問題について、事実、意見、発想を
言語データでとらえ、それらの相互の親和性によって統合した図を作る。
・・・具体的解決策へ展開する計画が立てられる。
@ 混沌としている未知の分野について、事実を体系的に捉えたい。
A ゼロから出発して自分の考えをまとめたい。
B 既成概念を打破し新しい考えをまとめたい。
作成方法
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手順1. |
テーマを決める。 |
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手順2. |
取り上げたテーマについて、言語データを収集する。 |
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手順3. |
収集した言語データをカードに書く。1データを1枚に書く。 |
|
手順4. |
データカードをよくかき混ぜて、広げる。最も親近感のあるカード2枚を見つける。 |
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手順5. |
2枚のカードのデータが、確かに最も親近感があるかどうか確認する。 |
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手順6. |
2枚のカードに記されている言語データを1枚のカードにまとめて書く。・・親和カード |
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手順7. |
2枚のデータカードの上に親和カードを重ねて、クリップかゴムで束ねる。 束ねたカードは1枚のカードとして扱う。ばら撒いてあるカード群の中に戻す。 |
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手順8. |
手順4〜7を繰り返し、カードの親近感によってカードを束ねていく。 全体の束の数が5つ以内になるまで、この作業を続ける。 1枚だけ起こるようなカードがあれば、無理をせずそのまま1つの束として取り扱う。 |
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手順9. |
模造紙の上にカードの束を配置する。 |
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手順10. |
カードの輪ゴム、クリップを外しながら、全体の配置を決める。 |
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手順11. |
カードを模造紙に貼り付け、縁取りや相互の関係を示す適当な記号等を用いて親和図を完成させる。 |
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特性要因図とは
特性とは結果のことです。要因とは重要な原因のことです。特性要因図とは、重要な原因の候補をリストアップし図で整理したものです。 特性要因図は、あくまで仮説ですから本当の原因をデータで確認するための準備として使うツールになります。解決しようとする要因は数多くあるのが普通ですから、その要因を系統的に図示します。問題解決にとても便利です。目的と手段の混同を防止するために有効です。
特性要因図の作成手順。
1.問題点の決定 問題点を右に書き、左から太い矢印を引く。問題点は、○であるとする。
2.原因集約項目の決定 問題の原因(要因)の集約項目を□で囲み、太い枝と太い矢印で結ぶ。
3.集約項目の細分化 問題の原因(要因)の集約項目ごとに細分化して細い枝を記入し、末端をアクションが取れるまで細分化する。
4.重要項目のマーク 特性要因図が一通り完成したら、その要因の中で特に大きく影響すると思われるものに◎印をつける。
内容がわかっているのなら細部説明を加える。
10 国立歴史民俗博物館 の所見
男たちが裸になっておこなう寺社の裸祭りは,寺院の修正会,修二会などの仏教法会や村の正月行事オコナイの結願に由来するものが多い。岡山県では,裸になって牛玉札などを争奪する行事を会陽(えよう)ということが多く,なかには餅を運ぶ餅会陽というものもある。 行事自体は本州・四国・九州に広く分布するが,会陽という呼称は岡山・香川両県のみの独特の呼称といわれている。
岡山県の会陽は現在,わずか数カ所残るにすぎないが,西大寺観音院の会陽は最も顕著である。もともと旧暦正月元旦から2週間続いた修正会結願の 14日の夜半,現在は2月の第3土曜日におこなわれる。もともと修正会結願の後に祈願された護符=牛玉紙が,争奪戦の激化につれて,木製の宝木である「しんぎ」を奪い合うようになったといわれている。
11 岩手県教育委員会発行 「岩手の蘇民祭調査報告書」
の問題点
岩手県教育委員会が2年間、総力を上げて調査した報告書には、最も重要な
1・「何故、蘇民はチガヤを腰に着けるのか」
2・「何故、蘇民の材質がチガヤからヌルデに変わったのか」
3・「何故、蘇民祭のコマ木がヌルデなのか」
については一言も触れられておりません。
その理由は、岩手県教育委員会が「奪い合うこと」にのみ関心を持ったからです。
12 「どやどや・蘇民・蘇民祭
・会陽」と「加持香水」
西大寺会陽、四天王寺どやどやのヤナギ・蘇民のチガヤ・蘇民祭のヌルデには、密教学上、重要な共通点があります。
密教大辞典によれば、「ヤナギ・チガヤ・ヌルデ 」
の何れもが「加持香水・(カジコウズイ)」に使用されています。

加持香水とは、修法の際「香水を加持して潅灑する作法」
です。経疏儀軌には多く散杖を説かず、茅(チガヤ)草の小束又は手指にてそそぐとあります。東蜜は散杖を用いるが台密は散杖を用いるも、茅草を用いることありとあります。加持杖(カジズエ)は牛玉杖・牛黄杖ともいふ。

次第には多く楊枝杖(ヤナギ)と書けども、現時後七日御修法に用ふる物は櫨(ハゼ)の木を持って製す。・・・乳味鈔二十五にはヌルデの木にて製し、長さ八寸ばかりといふとあります。加持香水の徹底的な解明が必要です。ヌルデは、ウルシ科の植物です。
蘇民及び蘇民祭に関連した多くの文献がありますが、「何故、蘇民の材質がチガヤなのか、蘇民祭のコマ木がヌルデなのか」を説明した文献はありません。チガヤは、古代における万能薬であり、ヌルデは、代表的な漢方薬・五倍子のできる植物
です。
13 まとめ
人類は、医療の手段として古来から多くの植物を利用してきました。「熱を冷ます」、「痛みを鎮める」、「炎症を抑える」・・・。自然界の中から医療効果のあるものを見出し、試行錯誤のうえ医薬品として利用してきました。
江戸時代以前は「寺院が病院であり薬局」でした。
私は、西大寺観音院の正式伝承である「アスピリン
の原料・ヤナギ」・蘇民伝承における「古代の万能薬・チガヤ」・蘇民祭における「天然痘の薬・ヌルデ」・熊野権現垂迹縁起における「制癌剤タキソールの
原料・イチイ」・等々全て「古代における万能薬」であったことを仏教医学として説明してきました。
明治以降、医学の発達により寺院の病院・薬局としての機能は無くなりました。これまでの調査で、各寺社の一番身近にある
薬木が祭りに使用されてきました。その薬木の種類を特定し薬効を調査することにより、その寺院の病院としての専門分野を推定できます。「会陽と称される祭りの原点は、薬木の薬効に感謝するお祭り」
でした。これが、私の40年間の研究の結論です。薬用植物を主体とする生薬および未利用天然物の今後の医療及び健康増進への応用を見据えるとき,生薬の由来並びに歴史的変遷について学ぶこともまた重要です。古代からの寺社祭事に使用される薬木の再確認が必要
です。
「宝木伝説」は下記サイトから検索できます。
山陽新聞社・OKAYAMA・リンク・Link・りんく
岡山日日新聞・岡山の情報検索サイト
牛鬼 - Wikipedia
牛鬼 とは - 意味・用語解説 Weblio辞書
「牛鬼」 概要 - mobatch 辞書
牛鬼|freeml-pedia
西条異景 西条祭り・愛媛県西条市 第28回にいはま夏まつり その5 牛鬼 ...
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